恩田陸の「ユージニア」を読んでいます。
夏の夜はオープンカフェが気持いいですね。
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そして日付変わって読了。
恩田さんの書く小説は、なんというか、怖い。
ホラーとかそういうことじゃなくて、「Q&A」もそうなんだけど、主観の怖さというか、真実がわからないという怖さ。
凄く優しそうで、実際優しい人が実は凄く恐ろしいことを考えていて、でも、本当にそんなことを考えていたのか、それとも語り手(または読み手)がそう思っているだけでしかないのか結局誰にもわからない、
不特定多数の色んな人が少しずつの悪意のない妄想を重ねていって、語られる事実が果たして本当にあったことの過不足ない全てなのか、それとも主観に彩られた事実と異なることなのか、足りないのか・多いのか?
ミステリーって犯人がいて、事件の真相があって、語り手がいて、読み手がいて、それらの人たちが共有する『事実』は同一で、「そっかそういうことだったのか」で全部終わるけど、恩田さんのはそうじゃない。
伏線が回収されない、というのとも違う。
普通のミステリーに飽きた方、ぜひどうぞ。
あとは『フィアー』と『オーフェン無謀編』の11~13を古本で、『HOLiC』を新刊で買いました。
漫画って活字数少ないから超特急で読めてしまう^^;
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ネトゲで貫徹してしまいました。リ○ージュおもろー。
>私信 つじさん
こんな感じで夏バテ気味ですがなんとかやってます。
すごいダメなオトナ一直線よ…
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