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アニメと本と音楽とチョコレートとお酒の日記
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2025/05/22 (Thu)
『本好きな人に100の質問』の中に『読まず嫌いだった本は?』というのがあって、私はないなぁと思っていたんですがありました。

ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』とトルストイの『アンナ・カレーニナ』。

前者は何年か前に妹の部屋からぱくってきたもので、後者は大学のロシア文化の講義のレポート課題図書でした。
妹はなんかのドラマにハマってそこで出てきた『車輪の下』をつい買ってしまったのだけど、元来小説嫌いの彼女が読みきれるわけもなく放置。
それを発見した私は『有名どころだし読んでみるか』と軽い気持ちで読み始めたんだけどあっさり挫折。
こないだ改めて読み返したらおもしろくて、通勤電車の中で読破しました。

たぶん『ファウンデ―ション』とか『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』とか読んで、訳書の独特のリズムに慣れたのでしょう。
しかしあの本は読んでると欝になりますね。
おもしろいけどテンションが下がるなんて、ひとりスタグフレーション起こしてるみたいじゃないか。

閻魔はあのエンマなのかしら、とちょっと邪推(?)もしつつでした。
『アンナ・カレーニナ』は長いんだよなぁ…
とりあえず今は『テレポーテーション』読破が先です。

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昨日の日記を書いた直後にPCがフリーズしました。
ファンチルのSS…保存したのは何時間前だったかしらねぇ(遠い目)

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2006/12/16 (Sat) Trackback() Comment(0)
自分は活字中毒というわけではないのですが、時折無性に小説が読みたくなるときがあります。
というわけでずっと読みたかった『博士が愛した数式』購入(今更)

*ここから先、数学への愛しか語っておりません

証明問題の、複雑に入り組んだ三角形の証明方法が、まさに神様の天啓がごとくふっと思いついたあの瞬間のえもいわれぬ高揚…
説明できないあの気持ちを、この本は見事に表現してくれました。
自分が数学を好きなその理由を私の代わりに代弁してくれました。
大学入試出願の時以来、何度も理系に進んで数ⅢCを学ばなかったことを悔いましたが、今からでも独学でやろうかとさえ思います。

つい立ち読みしてしまった『感動する!数学』という本、本当に感動します。
最も美しいと評されるオイラーの法則もさることながら、中学時代に担任の先生が話してくれたフェルマーの逸話には何度も心揺さぶられるものがあります。
博士が最も愛したのは素数で、素数には人をひきつけて止まないものがありますが、虚数iもまた、愛すべき存在だと思います。
理論上存在しないはずの数。
ゆえに虚の名を与えられながら、その存在を認めないことには成り立たない法則のなんと多いことか!!
ああ、素晴らしきかな数学。
高校時代、数学と英語が大好きだった(ベクトルと数列除く)私の心に再び火がつきそうです。

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『へんないきもの』も衝動買いしそうだったのですが、給料日前なのでやめました。
ビレバンで見たあの本を、よもや『医学・生物書』のコーナーで見ようとは…

必死で笑いを堪えていましたが、堪えきれずに肩を震わせてしまったのは『変な名前の生き物』のページ。
『トゲアリトゲナシトゲトゲ』でダメになりました。
ああ、このくらい活字で人が笑わせられるような文章が書きたい。

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2006/10/29 (Sun) Trackback() Comment(0)
私の書く弟子→師匠で没にした何個か、地文の空気がどこかでみたような、うーんうーん、どこだどこだと思っていたんですが、さっきたまたまテレビつけて気付きました。

真 山 だ …!!

ハチクロ。ケイゾクの真山じゃないよ(怖いよ)
友人内で「女の敵。最低」というレッテルを貼られた真山。
元祖?メガネ男子・真山。
ハチクロのモノローグの雰囲気ににめちゃくちゃ影響受けてました。うひー

ハチクロ実写になるそうですね。
なんか…やだな(本音)

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2006/10/14 (Sat) Trackback() Comment(0)
キノの旅10巻感想いきまーす。
若干おかしな方向に走っているのでお気をつけあれ。

『インタビューの国』
そうそう、雑誌のインタビューってだいたいこんな感じ!(笑)
見開きで写真とかあって『ずっと先には先生になりたい』とかってでかいフォントでコピーが打ってあるの。
内容は予想がついたので、それよりもあまりのインタビューっぽさで笑いました。

『保護の国』
師匠の旅キタ---------(°∀°)-------!!
つ、つうか『遅い朝食』…(*´Д`)ハァハァ(もうやめとけって)
車の上で震えてる動物が想像するとめちゃ可愛い。
動物撃ちまくってるシーンで思わず『Mr.& Mrs.スミス』のクライマックス思い出してしまった…あんな必死じゃないだろうけど。

『ティーの一日』
どうでもいいんですが、陸の顔が巻を追うごとに間抜けになっていっている気が…気のせいではないと思う。
いいね、なんかほのぼのしてていい。

『歌姫のいる国』
文庫の半分とってキノが脇役…!!
パースエイダーを撃って弾くシーン、最初読んだとき弾を撃ち落してるのかと思って『ネ申 降 臨』などとおかしなことを考えたのですが、違っていたようですね(当たり前です)

『あとがき』(あえて)
サブタイトル見た瞬間に『きたか!』と思いました。
次はなんだろうね。前はあとがきの内容で遊んでたのに、最近はあとがきの形式自体で遊んでますね。
というか最早「あとがき」ではないような…


ちょっと全部は無理です。
…すいません、引かないで下さい。最近こういう方面の先輩とメールしてたからうつったんです。

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さて、管理人さんバトンは『こっちが一方的に知っている人』でもいいんでしょうか。
それなら凄いたくさんいるんですが…

あ、1万お礼は現在鋭意製作中です。ほ、本当です!きゃきゅきゅー!!

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2006/10/13 (Fri) Trackback() Comment(0)
すっかり憔悴した私は折角の東京なのに遊ぶ気力もなく、日曜の昼間には名古屋行きの新幹線に乗りました。
名古屋に帰ってもやっぱり遊ぶ気力もなく、かといって家に帰る気も起こらず、攻殻の待ち時間に読もうと買っていた本を喫茶店で読むことに決定。

それが『アキハバラ@DEEP』。

おもしろかった。文句なく面白かった。
実は『アキバのヲタクたちがベンチャー企業をつくる話』というくらいしか筋を知らなかったのだけど、読んでみるとSF?だった。
いや、SFというカテゴライズはピンとこないかな。
続きが読みたい、というよりも早く終わりが見たい、ゴールに向かって一直線に伸びる光に満ちた道を走るような感覚で、一気に最後まで読んでしまいました。

この本を手に取ったのが攻殻イベントの日だったということに因果のようなものを感じます。
自意識を持ったAI『クルーク』、
ネットの海に解き放たれて、世界中を自由に泳ぎまわる銀色のバンドウイルカ、
ヒトの精神の動きを模したプログラム。
さすが石田衣良といわんばかりの秋葉原の情景もさることながら、それらが頭の中に活き活きと浮かんできます。

かくしてこの本のおかげで私は少し元気をとりもどし、買い物をして帰宅したのでした。

水木さーん、映像ありがとうございます~(;▽;)

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2006/09/10 (Sun) Trackback() Comment(0)
子供の理科離れが進んでいると叫ばれて久しいわけですが、じゃあなんで某錬金術漫画が流行っているのでしょう。
中世では科学は魔術だったわけだし、等価交換なんて化学の基本原則。
知的好奇心は無限無限。
『空想非科学読本』シリーズしかり、うまくネタを流用すれば、理科嫌いなんて少しは減るんじゃなかろうか。

…というわけで誰かφベクトル創造してくれませんかね(いきなり物理)
反重力システムでもいい。

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先日の日記に出てきた研究室の先輩に強請られ、ここの存在バレました。

さとりゆいへ私信。
日記のアドレスだけなら教えて良いよ。
やっぱここからじゃあサイトにはたどり着けないわ。

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2006/07/29 (Sat) Trackback() Comment(0)
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