どーん。
…キーリ、Ⅲ・Ⅳ買ったつもりがⅣ・Ⅵだった!!
(あんた東京に何しに行ってたの?というツッコミはなしの方向で)
渋谷から1時間ばかり歩いて行ったアンティークカフェは、人多すぎてさっさと帰ってしまいました。
以下、読了分の感想。
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『サイボーグ・フィロソフィー 『攻殻機動隊』『スカイ・クロラ』をめぐって』高橋透
まぁ
タイトルだけで衝動買いしたわけですが。
「現実と仮想現実がお互いの領域に侵入しつつある」現代の状況から始まって、人間とコンピュータを直接接続する実験について、今後人間はどうなるのか、というようなことを論じた一冊。
中盤では3つの『攻殻』(テレビと映画と原作)でのゴーストの捉え方の違いや、キルドレについてなど書かれているわけですが、今後のネットと人間の可能性について論じるうえで、攻殻とスカイ・クロラでの設定を1種の例示として提起している、という感じ。
つまらなくはないです。
が、生命工学やコンピュータサイエンスといった分野に興味がある人でないと、おおお、とは思えないかも。
『哲学的な何か、あと数学とか』飲茶
処女作『哲学的な何か、あと科学とか』がおもしろかったので購入。
あの、悪魔の未解決問題・フェルマーの最終定理が、フェルマーによって数学界に提起されてから1995年にアンドリュー・ワイルズがその証明を行うまでの350年、どれだけの数学者がこの難問に挑戦し、人生を狂わされ、数学界が熱狂と失望を繰り返したかという本。
はっきりいって面白い。めちゃめちゃおもしろい。
数学史でも数学自体でもなく、ヒューマンドラマと言っても過言ではありません。
数学嫌いの人にこそ、ぜひ!。
『ワールド・エンブリオ』と『隠の王』は感想省きます。
とても今更感が漂うので…(自分的に)
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残り。
『水上のパッサカリア』(もう半分以上諦めている)
『薔薇の名前(上)』(もう半分以上諦めている)
『アンナ・カレーニナ』(もう半分以上諦めている)
『火星の人類学者』
『フィアー』
『ゼロの迷宮』
『キーリⅣ・Ⅵ』
『2061年宇宙の旅』
『フィンガーボウルの話のつづき』
『ナイン・ストーリーズ』
『小説家を見つけたら』
『検屍官』
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