『本好きな人に100の質問』の中に『読まず嫌いだった本は?』というのがあって、私はないなぁと思っていたんですがありました。
ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』とトルストイの『アンナ・カレーニナ』。
前者は何年か前に妹の部屋からぱくってきたもので、後者は大学のロシア文化の講義のレポート課題図書でした。
妹はなんかのドラマにハマってそこで出てきた『車輪の下』をつい買ってしまったのだけど、元来小説嫌いの彼女が読みきれるわけもなく放置。
それを発見した私は『有名どころだし読んでみるか』と軽い気持ちで読み始めたんだけどあっさり挫折。
こないだ改めて読み返したらおもしろくて、通勤電車の中で読破しました。
たぶん『ファウンデ―ション』とか『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』とか読んで、訳書の独特のリズムに慣れたのでしょう。
しかしあの本は読んでると欝になりますね。
おもしろいけどテンションが下がるなんて、ひとりスタグフレーション起こしてるみたいじゃないか。
閻魔はあのエンマなのかしら、とちょっと邪推(?)もしつつでした。
『アンナ・カレーニナ』は長いんだよなぁ…
とりあえず今は『テレポーテーション』読破が先です。
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昨日の日記を書いた直後にPCがフリーズしました。
ファンチルのSS…保存したのは何時間前だったかしらねぇ(遠い目)
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